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崔祐甫墓誌蓋記
【さいゆうほぼしがいき】(780)
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開封市博物館に収蔵されており、出土年代は不祥である。誌石の大きさは106×106cmであり、李陽冰の書である篆額部も65×65cmという大きさである。本文の隷書は徐 【じょきょう】(唐代の八分隷書の名手)であり、篆額、本文共に唐代一流の名家が書している。その篆額は四行毎行三字から成る全12字しかないものであるが、重刻ではなく、貴重な原刻である上に建中3年(780)の紀年があるとおり、現存する李陽冰の作の中でも最晩年にあたる書であり、非常に貴重な史料といえよう。その書風は堂々たる玉 篆で、李陽冰の本領発揮の秀作である。 |
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図3

図4 |
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謙卦銘【かつだいしんえきき】
(766〜779)
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安徽省蕪湖県に現存する刻石は明代初期の重刻であり、原刻はすでにない。現存する刻石は四体の石から成り、一石か三石までは各6行で毎行10字、四石のみ四行で毎行10字から成っている。その内容は「周易」の中の謙卦の部分を書している。王 (清代の学者)は「李陽冰の篆書中、もっとも奇絶の作である。」と称しているが、他の李書と比較すると、その趣きの違いを感じざるをえない。 |
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図5 |